貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

幸せなはずの子育てで夫婦仲が悪くならないための考え方

お互いが好き合って、または認め合って結婚した夫婦に子どもが生まれるというのは何よりも幸せで素晴らしい事です。しかし、子どもを育てるというのは本当にか弱い命を守り続けて、そのゆっくりとした成長を見守る事でもあり、特に初めての子どもの時には大変な苦労でもあります。
お母さんはしょっちゅうおっぱいやミルク、おむつで起こされて何カ月もゆっくり眠れませんし、協力すればするだけお父さんも同じように睡眠時間が途切れ途切れになってしまいます。

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どちらかのおじいちゃんか特におばあちゃんが同居していてくれればいろいろな手助けが期待できますが、夫婦だけで子育てをする家庭も一般的になっているでしょう。乳幼児を育てる期間は、最善を尽くそうとすると大人一人がつきっきりになって、自分の食事や身の回りの事がおざなりになる程度には忙しいものです。それをどの程度効率化して手を抜くか、どの程度周囲から協力してもらえるかを上手く判断しないといけません。
柔軟な役割分担を相談しましょう。
おっぱいをあげるのはお母さんしかできませんが、ミルクを飲んでくれる赤ちゃんならお父さんでもできます。たとえば哺乳瓶を洗う、消毒する、ミルクを作って適温に冷ますなどは基本的にお父さんの仕事ですといった分担はどうでしょうか。もちろんお仕事や用事で一緒にいない場合もあるでしょうから、状況に応じてですが。また、お父さんでもお母さんでもどちらでもいい仕事というのを決めておいて、どちらか時間のある方が、体調が悪くなくて元気な方がやるようにしましょう。洗濯する、干す、畳む、買い物など時間的な制約の少ないものは両親がどちらでもできるように作業工程を標準化してみましょう。
一般に家事は主に担当する人が決まっており、その配偶者は洗剤の種類であったり、保管場所であったり、買い物の時のポイントカードだったりという細かい情報が共有されない場合が多いのではないでしょうか。子育て期間は常に忙しく家事もそれ以前の倍くらいに増えますから、効率を良くするためには家族全員が同じように家事をこなせる状態を目標に、自分にしかできない仕事を減らす努力をしましょう。例えば個人の財布と家計用の財布を別にしておいて、カードや割引券、レシートなどを一括で管理したり、簡単な説明書きを作って貼り付けるなどは有効だと思います。要は「説明するより自分がやった方が早い」という状態を無くして、簡単な指示や説明で作業を任せられるように家庭内の仕事を標準化するのです。
お勤めをしている人は自分が稼いでいるのに家でも働かされるのは不当で不公平だという気持ちを持ってしまうかもしれません。しかし、親の公平感よりも子どもの健康で健全な成長こそ大事だと思えばできるだけ家事も積極的にこなしましょう。掃除洗濯料理に代表される家事には終業時間も休日もありません。家族が協力してこそ家事担当者にお休みを、数時間でも与えられるだけです。
まとめると、主婦(または主夫)は家事を標準化して手伝ってもらいやすい努力を。勤め人はできる限り家事を助けて相手を休ませる努力をしましょう。家事育児の担当者は常に寝不足で疲れています。せっかくの幸せな期間にケンカをしたりまして離婚などしないようにまず自分ができる事を丁寧にしましょう。

赤ちゃんや乳幼児の洗濯物をいつまで別に洗うのか問題

家族の衣服毎日洗濯するお母さんやお父さん、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんにとって悩みどころではないかと思います。生まれてきたばかりの赤ちゃんは皮膚も敏感ですし、常に清潔にしておかないと皮膚が荒れたり病気になったりという心配もありますし、基本的に赤ちゃん用の石鹸を使って手洗いをされる家庭が多いと思います。それが少し成長して乳児になり、だんだん洗濯機も使うようになって、洗剤も特別なものじゃなくてもいいかなという時期が来るでしょう。そしてもう大人のものと一緒に洗っても問題ないかなと判断するのは、うちの場合だいたい2歳くらいかなと思います。

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保育園や幼稚園に行くようになると、園に預けておく着替えやタオルやお布団など、家で見ていた時期よりもずっと洗濯物が多くなったように思います。その時期にはもう子どものものだけを別に洗うのが時間的にも難しくなってきました。保育園に迎えに行くと早速夕食の準備をしなければいけないし、その後お風呂に入れて寝かしつけてからやっと洗濯ができるようになります。そこから子どもと大人の洗濯物を分けて洗っていたら毎日深夜になってしまいますし、ご近所の手前なるべく洗濯機は早く止めたい事情もあります。靴下や食事で汚した上着などは手洗いしますが、その他はおおむね私たちの服と一緒に洗いました。
ただし洗剤はなるべく香りの弱いものにして、柔軟剤などを使うものは休みの日などにまとめてできるように分けるようにしましょう。一般に流通している洗剤は、普通に使って有害だとは思いませんが、子どもは何にでも敏感ですからできるだけ刺激の少ないものを選びたいものです。特に匂いに関しては、嗅覚が一番マヒしやすい感覚だと言われていますし、人工的な良い香りは自然に存在する植物など自然の香りを感じる力を弱めてしまうのではと思います。日常の刺激は少な目にして、植物や動物の匂いをきちんと感じられる感性豊かな子どもに育ってくれるといいと思います。また合成香料や着色料などはアレルギーの原因になるとも言われますからなるべくそれらが使われていない洗剤を選びましょう。子どもに優しいものは当然大人にも優しいわけですから、いわゆる合成洗剤から天然素材の石鹸系洗剤に切り替えてはどうでしょうか。
洗剤の価格は少し高めになるかもしれませんが、買い置きもできるのでドラッグストアの安売りの日やポイントが多く付く日にまとめ買いしておくのがおすすめです。

お時間があれば子どもの服について書いた以前の記事もご覧ください。

 

子どものために楽をする子育てがおすすめです。

うちは娘を近くの保育園に通わせているのですが、とても先生にかわいがってもらって感謝しています。今までできてなかった食事の時のお行儀とか、服を着たり靴を履いたりといった生活のいろいろな作法を覚えてきて毎日のように驚かされます。
逆に少し熱を出して保育園を休ませないといけなくなったりした日は、それは仕事をしているよりも神経を使う日になります。子どもの安全を最優先しつつ、食事を与えて衛生的にして、なおかつ機嫌が悪くならないようにして、できれば発達に役立つ刺激を与えるという高度な仕事が昼寝してくれている以外の時間ずっと続きます。これをたくさんの子ども相手に毎日仕事としてやっている保育士の先生方は本当に尊敬される存在だと思います。


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周囲の人や自分の親を見ていて、子育てに向いている人と向いていない人がいるのは間違いないと思っています。自分がお腹を痛めて生んだ子どもだから献身的な育児をして当然という見方もできますが、そうしたくても上手くできないお母さんが少なくないとも感じています。会社や団体において重要な立場にいたり専門的な業務をこなしているような人ほど、子育てに苦労しているような印象も受けます。それは子どもが尊厳を持って扱うべき人間であると同時に、理性的な判断や表現ができない未熟な状態であるという難しい存在だからなのでしょうか。
三人以上子育てをしているようなお母さんを見ているとさすがに慣れていて、子供のわがままを冷徹に切り捨てたり、食べ物を散らかした時の咄嗟の判断などすごいなと思わされる事が度々あります。子供の育つ環境は同居している家族の構成や親が家庭にいる時間の長さ、そして兄弟の有無や人数などでそれぞれ大きな差があるように思います。なのでこれが正解という方法論はないでしょうが、やはり祖父母をはじめとして周囲の頼れる関係のひとに頼りながら、ある程度の冷静さをもって子供と接する事ができるような余裕が必要だと思います。仕事と家事で何ヶ月も寝不足が続くとか過労で倒れそうになりながらではやはり子供にとって望ましい環境にはならないように思います。学校、保育園や幼稚園、塾や習い事の教室やご近所さんなどいろいろな関係先と協力して親も自分自身の時間を持つようにしたいものです。
子どものお手本として振る舞えるように、自分自身を酷使しないのも大切だと思います。

 

自分の会社がブラックかもしれないと思った時にチェックするべきポイント

 労働基準法をはじめとした法令違反やハラスメントが横行する会社を「ブラック企業」と呼ぶのが一般的になりました。しかし一般化する過程で少し意味が広がりすぎていたり、判断基準が個人の境遇や感じ方に強く影響されているケースが時々見られるようになってきたので私が考える客観的なブラック企業の判断基準をまとめてみたいと思います。f:id:mazshear:20170522225309j:plain

職場で頻繁に怒鳴り声が聞こえる

あなた自身が上司から怒鳴られている場合はすぐにその職場から逃げ出すべきですが、あなた以外の従業員が怒鳴られている、または取引先や場合によって顧客が怒鳴られているような会社もまずブラック企業と言えるでしょう。営業職の社員が売り上げが上がらなくて叱責されるというのはよく聞く話ですが、大声で罵倒すれば一種の暴力行為ですし、それが他の人から見られている場所ならばその人の名誉や尊厳を傷つけるハラスメントの側面もあるでしょう。とにかく怒鳴り声や罵声が珍しくない、慣れてしまうような職場はすぐに辞める準備をしましょう。もちろん物理的に殴る蹴るの暴力があればすぐに警察に訴えて賠償金をせしめてから退職しましょう。

給料が上がる見込みがない

入社1年目や2年目は給料が安くて生活するのがギリギリという事もあるでしょう。日本の企業においては勤続年数に応じて給与が上がっていくのが一般的ですので、入社直後は収入が少なくても長く勤めていればその分習得した知識や職能が給与や賞与に反映されるのが当然です。しかし、世の中にはいくら長く勤めても、どれほど知識や職能を高めても一切給与に反映されない、全くと言っていいほど給与が上がらない企業というものが存在します。そういった企業では働くだけ搾取されるのが明らかですので、すぐにでも転職活動を始めた方がいいでしょう。判断基準としては自分と同じような学歴やキャリアで、3年から5年程度長く勤めている人の待遇を見て、自分とほとんど変わらないと感じたら危険信号です。または同業他社との比較で明らかな差があれば客観的に自分の雇用条件を調べてみて転職を考えましょう。

法令違反が日常茶飯事である

これが最もブラック企業の核となる部分ですが、異常な長時間労働や残業代の不払い、年休取得をさせないなど労働基準法を無視した労働環境であればすぐに退職を考えた方がいいでしょう。そして退職を決意したら辞表を出す前に客観的な証拠を集めて労働基準局に訴えましょう。上手くいけば未払い残業代などを受け取れますし、会社に残る同僚の労働条件が少しは良くなるかもしれません。 また労働基準法に則った労働環境にあったとしても、業務内容自体に法令違反や法的にグレーな内容が含まれている場合は速やかに転職をお勧めします。例えば性風俗に関係する仕事やハイハイ商法、健康器具や教材の訪問販売、一括借り上げアパート経営など社会的に問題とされるような業務は長く続けてもキャリアとして評価されにくいものです。法律スレスレの行為を日常的に行っていると倫理観がマヒしてしまいますので、仕事の中で罪悪感を感じるような事があれば一度冷静になって続けるべきか考えてみましょう。

もしあなたが、ここに挙げた基準に複数該当する職場に務めているなら心身の健康を害する前に転職の準備を始める事をお勧めします。万が一、うつ状態やストレス性疾患などの症状が出ている場合は明日からでも休みを取って、医師に相談した上で傷病休暇を取得する事をお勧めします。

部屋や職場の片づけは作業効率を上げる

皆さんは普段からお部屋や職場の掃除をこまめにやっていますか?私はあまり整理整頓が得意でないので、油断すると身の回りがいつの間にか散らかっています。それはそれで落ち着くし特に気にならないので、周囲の人から指摘されるまではそのままになっています。
でも時々仕事が行き詰ったり、気持ちが沈んで作業が進まなくなってしまった時に集中して整理や掃除をする事にしています。滅多にしない雑巾がけを延々やったり、コンロの五徳を丁寧に洗ったり時間のかかる事をまるで現実逃避のように集中してやります。その作業自体には生産性はないというか、特に誰かから評価される訳ではないのですが、それが終わるとまるで別人のように本来の仕事や作業に集中して効率もずっと上がります。f:id:mazshear:20170519224630j:plain

もちろん単純に片づけの効能というのもあって、モノを探す時間が節約できるという事です。何かする度にあの書類はどこだっけとか料理中に調味料を探したりしていては時間の無駄だしミスの元です。これは物理的な事だけじゃなくて、パソコンやスマホのデータにも言えます。デスクトップやホーム画面が整理されずにいろんなファイルやアプリが散らかっているとあまり効率的ではないですよね。
人間楽しい事をやっている時は体力の限界まで続けることができますが、仕方なくやってる事については早々にブレーキがかかって前に進まなくなるものです。時々頭を切り替えて気持ちをリセットしてあげる事が大事だと思うのですが、私の場合それが掃除や片づけなのです。
気が進まない作業はまず取り掛かるまでに他の事をしてしまったり、勉強が嫌いだった中学生時代を思い出すような情けない大人ですが、いざ始めてしまえば何とかなるものです。コーヒーを飲む、軽い運動をする、SNSを眺めるなどいろいろと気分転換の方法はありますが、それをシステム化してしまって、「これをすれば仕事が捗る」という思い込みを自分に与えてしまえばかなりの部分がコントロールできるような気がします。
フィギアスケートの選手の誰かも演技の前に集中するために必ず聞く音楽があるという話をしていた気がしますし、何かこれというスイッチを見つけると100%の実力が発揮できるのでしょうね。

 

南海トラフ大地震を想像してみる

皆さんは大地震などで被災した時の備えをしていますか?東日本大震災から6年以上が過ぎて、当時の混乱も記憶から遠ざかっているかもしれません。でも地震はいつ来るか分かりませんし、南海トラフ地震が起これば関東から九州にかけての広範な地域で再び東日本大震災と同じような被害になるとも言われています。南海トラフは30年以内に70%程度の確率で起こると言われていて、長いスパンで見れば覚悟をしておかなければいけない重大なリスクです。

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南海トラフの備えで一番大事な事はおそらく太平洋側の海沿いに住んだり働いたりしない事だと思います。もし地震が起これば大規模な津波も予想されますから、津波の被害をまともに受けそうな土地は暮らすのを避けるのが一番効果的な対策でしょう。
そうは言っても勤務先を自由に選べる人は多数派ではないでしょうし、津波の来そうな場所に先祖伝来の土地屋敷があるという人もいるかと思います。合理的に考えれば津波被害が予想される土地はタイミングを見て売却し、そういう土地に勤務先があれば転勤を申し出るか転職するかを選ぶのがいいでしょう。しかしなかなかそういう重大な決断を、いつ来るか分らない地震のためにできる人も多くはないと思います。だからと言って自分が生きている間には大地震は起こらないと高をくくって生活するのではなく、いつか起こった時にその被害を最小限に留められるような対策を日ごろからしておく方が理性的ではないでしょうか。
まず一番大切な自分と家族の命を守るために、自分の家や職場で起こり得る被害を予測して避難先や連絡方法を決めておきましょう。たとえば10mの津波が来ると予想される土地ならば、家族全員が10m以上の高台に津波到達までに避難できる計画を立てなければいけません。避難方法は徒歩なのか車なのか、また家族のうち仕事や学校で外に出ている人がいたらどうやって連絡して合流するのかという取り決めも必要でしょう。
次には被災後にも生活に困らないように財産を守る必要があります。補償内容や特約に注意して地震保険などに加入しておきましょう。また避難の際に持ち出せないような形、金やプラチナなどの貴金属で財産を保管するのはナンセンスでしょう。預金や証券として金融機関に預けて、万一通帳や印鑑が無くても引き出せるようなバックアップを日ごろから取っておきましょう。
万が一、地震津波で家を失ってしまっても命と財産があれば何とか生活を立て直せるでしょう。しかし思い出の品は失われると再び戻ってこないので、せめて写真やビデオなどはクラウドストレージサービスなどを日ごろから利用して、完全に無くなってしまわないようにしておくのがお勧めです。
個人的には何の財産もありませんが、家族を守るためには頭を使って、何としてでも幸せな暮らしを再び始められるように備えたいと思います。

 お時間のある方は地震に関して以前書いた記事もご覧ください。

 

子育て世代が中古車を買う時はISOFIX(チャイルドシート取り付け規格)に注目しよう

ISOFIX(アイエスオーフィックス、またはアイソフィックス)って聞いたことありますか?あまりなじみがないかもしれませんが、これは車の座席にチャイルドシートを固定する国際規格です。
今までの一般的なチャイルドシートは3点式のシートベルトを使って固定されていましたが、実は確実に取り付けをするのが難しくて取り付けの不具合による事故が多発していたそうです。私も実体験として、シートベルトが緩かったりきちんと溝にかかっていなかったりという事が何度かありました。

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幸い今までは子どもを乗せた状態で交通事故に遭っていないものの、万が一の事を考えると常にキチンとしておきたいと思います。
私は最近中古車を買って車を乗り替えたんですが、買ってしまってから後悔した事が一つありました。それはISOFIX対応じゃない車を選んでしまった事です。
2012年7月以降発売の車には軽自動車でもアイソフィックスに対応することが義務付けられているそうで、原則的には全ての車の後部座席に取付用のアンカーがあるはずです。(二人乗りのスポーツカーとかにはないと思います)例えばトヨタのアクアなども後部座席の背もたれに「ISOFIX」のタグがついていて、シートの隙間に手を入れると金属のバーが手に触れました。
ISOFIX対応のチャイルドシートは取付が簡単で確実なので、子育て世代はぜひ対応した車に乗った方がいいと思います。新車を買えばほぼ確実に対応していますが、中古車を選ぶときにはまず年式が2012年7月より新しい車を選べば大丈夫だと思います。それより少し古くても対応している車種もあるらしいので、欲しい車の年式が2012年以前の場合は特に注意してISOFIXに対応するか確認してから購入するようにしましょう。
おじいちゃんやおあばんあちゃん、親戚などが中古車を買おうとしている時にもぜひISOFIX対応を勧めておいた方がチャイルドシートを移動させて子どもを乗せてもらったりし易いと思います。


お時間があればチャイルドシートのことを書いた別の記事もご覧ください。