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飲食店の接客にイライラしない方法

今日はオープンしたばかりのイタリアンレストランに食事に行ったんですが、店員さんの接客が今一つでもう利用しないだろうなと思いました。同席していた連れは少々腹を立てていましたが、私はそもそも日常利用する価格帯の飲食店に、一流のサービスを期待していないので特にイライラするという事もありませんでした。しかしせっかくなので、同じ思いをする人が減るかもしれないという期待から記事にしてみます。

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1.オープン直後には行かない
大学生などのアルバイトが何人も働くような客席の多い店では、オペレーションが複雑で店員さんも慣れるまでに時間がかかります。特に新しいお店の場合「オープニングスタッフ募集」などのコピーで求人するので、飲食業やそもそもアルバイト未経験の人が働いている確率も高くなります。そうすると何かを間違えたり、分らない事を責任者に聞きに行ったりと当然要領が悪くなります。新しい飲食店は2か月程度はスタッフの研修を兼ねていると考えて、落ち着いた頃に期待せずに行ってみるのがいいでしょう。


2.客席の多すぎる店には行かない
1人のウエイター/ウエイトレスが気を配れるテーブルの数というのはそれほど多くありません。私も少しだけ飲食関係の仕事を経験しましたが、せいぜい3つか4つではないでしょうか。テーブルの数が増えた分だけ店員を増やせば解決するという問題でもありません。客が増えればお水を注いだり追加のオーダーを受けたり、入店退店のオペレーションで担当外のお客様も対応しなければならない場面が増えてしまいます。結果的に全体のサービスが低下してしまうので、客席が40を超えるような店ではあまり落ち着いた時間は期待できないでしょう。


3.ピークタイムを避ける
飲食店には忙しい時間とそうでない時間の差が激しく、ピークの時には忙しさに反比例してサービスの質が低下します。特に12時から13時の一般的な昼休みや、19時前後の夕食時には多くの店がギリギリの状態でお店を回しています。一人の客としてある程度の接客を期待するならピークタイムからすこしずらした時間に行きましょう。どちらかと言えばピークの後よりも前に行った方が全体的に余裕や緊張感があるので本来のクオリティでサービスを受けられると思います。

4.最初から期待しない
これはどんな店にも当てはまるのですが、初めて行く店が自分の要求に応えるサービスを提供してくれると期待しない事です。もしかすると働き始めて数日しか経ってないスタッフに接客されるかもしれません。そんな相手に過度な期待をしたり、クレームを付けたりするのはあまり余裕が無い態度だと言えるでしょう。もちろん多くの場合は特に不満を抱く事もないですし、時には繰り返し利用したいと思わせる良いサービスのお店に巡り合う場合もあります。初めてのお店の場合は良いあまり期待せずに、良いサービスを受けたら幸運だと思うようにしましょう。

大きくまとめると上の4つになりました。以前には衣料店で店員に土下座させたとして警察沙汰になった事もありました。それはさすがに極端な例だとしても、社会全体として接客業への要求が高くなり過ぎているのではないかと思います。自分が接客する立場ならできる限り気配りをしようと思いますが、逆に利用する立場なら相手の経験や状況を慮って、過度な要求や期待を控えるように心がけたいと思います。その方が気持ちが楽ですからね。