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「ありがとう」と「おめでとう」を言葉にして伝えるべき理由

 

あなたは日常的に「ありがとう」ときちんと声に出して周囲の人に伝えているでしょうか。特に男性は照れ臭かったりして、違う表現に言い換えたり態度で示そうとしていませんか?簡単な事のようですが、慣れないと難しく、でもとても大切な事です。

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はっきりと声に出すべき理由の一つは、気持ちは言葉にしないと伝わらないからです。言葉にしても、伝わらない部分があったり誤解されたりしますが、それでも一番効果的な表現方法が言語です。まずストレートに表現してみて、それで不足やズレを感じた時にまた別の行動で補足すればいいのです。声に出して伝える事を省いてしまえば、どれほど感謝していても十中八九伝わらないままになってしまうでしょう。


「おめでとう」は「ありがとう」ほど頻繁には使う場面がありませんが、人生の節目において使われるとても大切な言葉です。今はSNSやメールで遠方からでも祝意を伝える事ができますが、できる限り直接会って「おめでとう」という言葉をかけるべきです。極論すれば結婚披露宴に参列して一番大事なのが、自分の肉声でおめでとうを伝える事です。
人間は常に相互に影響を与え合って、変化を続けています。特に耳や目など五感を直接刺激されると影響を受けやすいものです。感謝や祝意というのは、伝える側にも伝えられる側にも良い影響を与える感覚ですから、なるべく多く経験するのが精神的な幸福に繋がります。


人間は自分の声を自分自身で聞いています。空気を介さずに身体の内部に声が響きます。耳から入る言葉にも当然様々な影響を受けますが、一番大きいのは自分自身の言葉です。日々の生活で、どのような言葉を多く発するかで、繰り返し自分自身の中に響く言葉の意味や雰囲気に心身が影響されます。昔から「言霊」や「忌み言葉」など強い力があると信じられてきたのも、それが普遍的な事実だからだと私は思います。幸せな人生を送るためには、日常的に幸せな意味の言葉を多く使うように心がけ、同時にそれが自然に行えるような環境に自分の身を置く事です。ぜひ今の生活で、どれほど「ありがとう」や「おめでとう」と声に出せているか考えてみてください。社会的評価や経済力よりも、強く個人の幸福感に結びついているのではないでしょうか。