貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

普通にお金を使うといつの間にか損をしていると気づいた話

ちょっとタイトルは大げさですけど、今の時代って現金で買い物するとそれだけ損をするんですね。
昔は現金客って喜ばれるし即金で買うからと値引きをしてもらったりという事があったので、今60代以上の人たちには現金信仰みたいなものがあるんじゃないかと思います。
確かに商売してる立場から見れば現金は有り難いです。色んな支払いに使えるし、手間や時間をかけなくても使えます。日本円の現金は日本国内に限れば最も便利なメディアです。

でも、現金って便利過ぎて扱いが大変という側面もあります。
つまり、ちょっとそのあたりに置いておくと、すぐ誰かに盗まれて無くなってしまいます。そんなちょっとした盗みの犯人はなかなか捕まりませんし、捕まったからといってお金が返ってくるケースも稀です。

最近仕事でクレジットカード決済を受け付ける事が増えました。日によっては現金よりもクレジットカードで支払う人の方が多い場合もあります。大学生以上なら誰でも一枚以上は持っているようなイメージですし、それほど高い商品やサービスでなくても気軽に使われるようになったと思います。

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支払う側がクレジットカードを使うメリットはたくさんあって、まず一番は現金を持っていなくても買い物したりサービスを受けたりできる事、次に支払いのタイミングを1カ月以上先に延ばせる事です。この二つはとても大きなメリットで、それだけで使わないと損してるとも言えます。そして最近はクレジットカードの利用額に応じてポイントを付与してくれるカードがほとんどで、現金よりも少なくともポイント分は得をするようになっています。
昔はクレジットカードを使うと現金の支払い額から数パーセント手数料を上乗せされた金額を請求されるような事も珍しくなかったのですが、最近はカード会社の規約が厳しいせいか、ほぼ全てのお店で現金と同じ額でカード支払いができるようです。そして、そもそもなぜクレジットカード会社がこんなにたくさんあって、こんなサービスが普及してるかと言えば、一つはお店から手数料を取っているからです。安くて3%程度から高いと8%程度まで、ブランドや個々の契約によっていろいろあるようですが、とにかくクレジットカード決済を受け付けたお店は、お客が払った金額の数パーセントは実際には受け取れないのです。それはつまりどういう事かと言えば、お店としては実際に売りたい金額から数パーセント上乗せした値段を付けなければやってられないという事であり、カードを使わない現金支払いの客は、商品やサービスに見合った金額から数パーセント多く支払っている事になります。もっと言えば、現金のお客もカードで得をしている客の分の手数料を暗に負担してる事になります。

総合して考えれば、クレジットカードが使えるのに使わないのは損だし、カードを使う客が得をしていれば、相対的に使わない客が損をしている事になります。
もちろん店側としては、手数料がかからない現金客は嬉しいのですが、今の時代はお釣りの間違いが起きないとか、現金の移動や保管に気を遣わなくていいとか、いろいろな理由からそれほどカード支払いを嫌がるお店も少なくなってきているように思います。
ですから、使えるお店、使える場所ではどんどん使っておいた方が得でしょう。

また、大学生でクレジットカードを持っていない、怖いから作っていないという人にはすぐ作って少額でいいから頻繁に使う事をお勧めしますが、長くなるのでまた別の記事に書くようにします。とにかく、損得という観点から言えばクレジットカードは使えば使っただけ得をしますというのがこの記事の趣旨です。