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子どもの死亡事故がなくなるようにチャイルドシートを必ず使いましょう

愛知県一宮市で78歳の女性と2歳の子どもが交通事故で亡くなったニュースを見ました。運転してたのが子供のひいおばあちゃんだったそうで、本人や親族の気持ちを想像するといたたまれない気持ちになります。事故の原因はよく分っていませんが、二人が亡くなってしまった理由のひとつは助手席で一緒にシートベルトを締めていたからだと言われています。子どもの死因は肝臓を損傷した事だそうで、膝にのせていた高齢女性の体重も衝突のショックで腹部に受けてしまったのだと思います。本当に痛ましいことです。

6歳未満の子どもが自動車に乗る時にはチャイルドシートを使用するように法律で義務付けられています。私は個人的に義務とかルールは好きじゃなくて極力少ない方がいいと考えていますが、子どもをチャイルドシートに座らせると義務付けている事は受け入れられますしいいことだと思います。それでも罰則は1点の減点だけで反則金などはありませんし、もう少し厳しくしてもいいんじゃないかと思うくらいです。

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今回の事故も、おそらく正しくチャイルドシートに座らされていれば子どもの命は助かったのではないかと思います。子育てをしている親からすれば常識ですが、自分の子育ての時期に法律(平成12年改正、道路交通法第71条の3第4項)ができていなかった世代はたまに預かったり送り迎えをする時にまでチャイルドシートをするのは面倒だと思っているかもしれません。しかも往々にして小さい子どもはチャイルドシートに座るのを嫌がりますから、無理に座らせるとかわいそうという気持ちあるでしょう。しかし歳を取ると自覚のあるなしに関わらず視力や判断力はだんだんと衰えてきますし、短い時間、短い距離だからと油断していると今回のような悲劇になってしまうかもしれません。

この悲しい事故を教訓に、自分が運転する時だけでなくおじいちゃんやおばあちゃん、友人の車に子どもを乗せる時にもチャイルドシートの用意を必ずしようと思いました。チャイルドシートの乗せ換えは面倒ですが、子供の命には比べる事ができません。ぜひ皆さんもせめて法律で決められている6歳以下の子どもには、チャイルドシートを安全に使用してください。もう二度とこのようなニュースを目にしなくていいように祈っています。