貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

毎日同じランチを選ぶメリット

Facebookの創業者、マイケルザッカーバーグは今や世界有数の大富豪ですが、彼は毎日同じデザインのTシャツを着ています。それは服を選ぶ労力を仕事のために使いたいという理由だそうです。

それとほぼ同じ理由で、私はなるべく毎日同じものを食べるようにしています。特に昼休みなど時間の制約があり、現実的な選択肢が限られている場合には、思い切って選択する事を止めて毎日同じものを食べる事にしています。たとえば社員食堂にAランチというメニューがあったとしたら、毎日Aランチだけを食べ続けます。外に食べに行くとか、弁当を買いに行くとか、普通の生活ではありえたいろいろな選択肢を、自ら放棄するのです。

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私の性格の問題かもしれませんが、多過ぎる選択肢というのは、結果が些細な事であっても人を消耗させます。一つ一つの選択では気付かなくても、それが積み重なると大変な疲労となってしまいます。ですから私は昼食に何を食べるかという選択を止めてしまいました。

もちろん何年もAランチだけを食べるという訳ではなく、1ヶ月から3ヶ月程度でBランチに切り替えるという事もありますが、その後も1ヶ月以上はそれを続けて選択する労力を節約しています。

メニューが豊富で多くの選択肢を提示してくれるのは良いサービスだと一般的には評価されていますが、実は選択させない、選択しなくてもいいというサービスも在り得るのではないでしょうか。寿司屋に行ってお任せで食べるのも、大将に選択を任せるという高度なサービスだと言えるでしょう。

インターネットは無限の情報やサービスに繋がっていますが、今後はより限定した、選択肢を絞っていくような仕組みが流行するような気もしています。