貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

柿の新芽が美しい日

朝の日差しに柿の木の新芽が美しい。

2年ほど前に一度切られてしまった木なのに、去年一年で蘖が伸びて、今年は綺麗な新緑を芽吹かせた。

また春が来て一年が過ぎたのだなと思う。

この一年で何人かの親しい人の喪に立ち会った。

何人かの親しい人に子供が生まれた。

私の身の回りは概ね平和だけど、ウクライナでは戦争が始まって、21世紀で最悪の虐殺と人権侵害が未だに止まっていない。

それでもこの一年、自分なりに誠実に生きて、できるなりの親切をしてきたと思っている。

もしかすると、自分の行為が良い波紋のように広がって伝わって、見知らぬ誰かに良い影響を与えたかもしれない。

眼の前の春の美しい光景は、そこから返ってきたささやかな返礼だと思って、私はそれに少し感動している。