貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

一般のスーパーで買える防災用品を挙げてみます。

2016年4月の熊本大地震は16日未明に起きたマグニチュード7.3の地震が本震とされました。震度7を記録した14日夜の地震さえも「前震」だったようです。また、今後もさらに新たに大きな地震が起こり「本震」が更新されるかもしれません。阿蘇山の噴火など、今回の地震に誘発されたと考えられる動きもあります。
被災しても被災していなくても、まずは冷静に状況を把握する事が最も重要です。その上でどうすれば自分の見の安全を守り、また身近な人の安全を守れるのかを考えなければいけません。
震源域が熊本地方から阿蘇地方、また大分県へと北東方向へ伝播しているという見方もあり、今後は四国・中国地方にも大きな揺れがあるのではと心配されます。
九州各県の方は既に様々な対応をされていると思いますが、中四国の方もいつ大きな地震が起きても安全が確保できるような準備が大切です。自分の身を守る事は誰かを助ける可能性を守る事でもあり、また誰かから助けられるリソースを節約する事でもあります。とにかく自分と家族を一番に考えて備えをしましょう。

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先ほど近くのスーパーに行って、地震被害に遭った時に役立ちそうな物のリストを作ってみました。避難所生活をしなければいけなくなった場合、また電気水道ガス無しで、2・3日救助を待たないといけなくなった場合などを想定しました。 抜けている物などコメントで教えて頂ければ追加したいと思います。

ペットボトルの水
2リットルのものを最低人数分は用意しましょう。水道が止まればたちまち飲み水に困りますし、何も飲まなければ3日と体力が持ちません。また空になったペットボトルも雨水を溜めたり、他所から水を運んだりと活躍しますので必ず用意しましょう。

乾パン、ビスケット、チョコレート、飴
食料は大変重要ですが、日持ちがしてかさばらず高カロリーなものを選びましょう。乾パンが定番ですが、もし売ってない場合はビスケットにしましょう。チョコレートや飴も高カロリーで体力の維持には効果的です。

パックごはん
避難生活では水やお湯が貴重なので、カップ麺などが食べられるのは相当落ち着いてからになるかもしれません。救助が来るまで生き延びる事を考えれば、加熱しなくても食べられる物を選びましょう。


真空パックになっている餅はかなり日持ちしますし、パックご飯よりも圧縮されているのでスペース的にも節約できます。そのままは食べられませんが、火を起こせば焼き餅が作れるので、避難用品の一つとして用意しましょう。

缶詰
非常食としてはそのまま食べられるプレーンなツナなどがいいでしょう。サンマの照り焼きなどは味が濃すぎてそれだけでは空腹を満たす程は食べられません。またフルーツ缶やトマト缶は食べた後の空き缶も調理器具として有効なので、大きめの缶詰も用意しましょう。

マッチ、ライター、ロウソク
スーパーではタバコ用品か仏具のコーナーにあります。家族に喫煙者がいない場合はマッチやライターもわざわざ用意しなければいけません。火が使えれば暖を取ったり食事を温めたりとかなり助かるのですが、火気がない場所だと普通の人には火は起こせません。必ず用意しましょう。

カセットボンベ
自宅にカセットコンロがある場合ですが、予備のカセットボンベを3本程度は常備しておきましょう。カセットコンロはガスが止まったり停電中でも調理が可能なとても災害に強いキッチンツールなので、お持ちでない方はぜひ買っておくことをお勧めします。
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ティッシュ、キッチンペーパー、トイレットペーパー
避難生活では食事の次にトイレが大きな問題になります。清潔な紙製品は日常の用途以外にも怪我の手当などにも使えるので、震災に備えて多めに備蓄しておきましょう。

ゴミ袋
通常の使い方の他に、簡易トイレや簡易テントの材料、カッパ代わりとして幅広く役立ちます。厚手で透明なタイプを10枚以上は用意しましょう。

懐中電灯・単三電池
停電した状況だと少し移動するにも懐中電灯が必要になります。スマホや携帯電話にもライト機能はありますが、いつ充電できるか分からないので懐中電灯と電池も用意しましょう。単一や単二を使うライトもありますが、単三を用意しておけば、紙などを巻いて太さの違う電池として使いまわせるので単三を2セット程度は用意しておきましょう。

ハサミ、カッター、ビニール紐、ガムテープ、油性マジック、コピー用紙
これらは家の中にあると思いますが、非難用具としてまとめて保管しておきましょう。心配して自宅に尋ねて来た近所の人などに、無事に避難したことを伝えるなど、筆記用具も活躍します。ハサミやカッターも、衣類を加工したり梱包を開けたり様々に活用されるので必ず準備しましょう。テープや紐は場合によっては応急手当にも使えます。

軍手
大きな地震で家屋が倒壊すれば、辺り一面瓦礫の山になります。そこを通って避難したり誰かを救助するには軍手が必要です。医者のいない場所で怪我をすると大変危険なので、必ず軍手をしましょう。

歯ブラシ・歯磨き粉
避難生活が数日以上に及ぶ場合に備えて、人数分の新しい歯ブラシを避難袋などに入れておきましょう。食後に歯磨きができるだけで少しは気分がさっぱりするでしょう。

以上、一般的なスーパーで手に入ると思われる、災害時に重宝するものを列挙しました。この他に新聞紙なども、着火用や防寒用として役立つので1日分程度は避難グッズとして用意した方がいいでしょう。 ある程度準備をすれば、不安な気持ちも多少落ち着くのではと思います。一番大事なのは冷静な判断なので、次の瞬間に大きな揺れが来たらどう動くかというイメージトレーニングを時々しておきましょう。

被災された皆様のご無事を祈ると共に、今後の被害が最小限に抑えられる事をお祈りします。