貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

コロナ禍でお金の使い方を考える

コロナ禍で旅行もショッピングも、今まで通りにはできなくなってしまいました。
アマゾンや楽天でネットショッピングはできたとしても、やはり大きなショッピングモールやデパートをぐるぐる回って、想像もできなかったような新しい商品に出会う事はとても楽しいものです。
私達はお金を支払って商品やサービスを買っていますが、それは「交換」をしているわけで、そもそも「交換」そのものも人間にとって楽しみであると思います。そうした「交換」の楽しみが今かなりの制限を受けています。

「旅行」というのも多くの人にとってメジャーな娯楽だと思います。観光というのも楽しいものですが、やはり人間の本能として「移動」を快楽として感じる事があるそうです。人によって違うとは思いますが、ただ「移動」するだけで楽しみを感じる人も少なからずいるそうです。

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新型コロナウイルスによって、私達はできる限り動かずに、人と会わずに過ごすことを求められてきましたし、この先も当分はそれが続きそうです。

気がつくと、節約をしているわけではないですが、娯楽に使えるお金が減った事で、以前と比べると残るお金が時々あります。大した金額ではないですが、そういうお金をどうするのが自分と周りにとっていいのだろうと考えます。

困ってる人に寄付をする?動物でも飼う?投資信託やFXで増やしてみる?どれも今の自分の気分とはしっくりこない感じがしました。
なので私が考えたのは、できる限り近くでお金を使おうという事です。たとえアマゾンの方が安くても近所の電気屋さんで電球を買うとか、駅前のドラッグストアの方が安いけど、もっと家から近いスーパーで冷凍食品を買うとかそういうちょっとした事です。
同じ価値のものなら安い金額で手に入れるのが合理的で賢い選択だとしばらく前まで思っていました。でも今は少し考え方を変えました。
同じような品物でも、誰から買うかによって価値は変わってくるように思います。少なくとも、顔なじみの店員さんから買う方が、まったく知らない店の人から買うよりも少しだけ温かい気持ちになったりします。買い物の機会を減らすべき今だからこそ、その少なくした機会に気持ちの良い買い物をしたいと思います。

買い物は投票に似ていると言われます。何を買うか、どこで誰から買うかというのは、作った人、運んだ人、売った人との関わりを作る事で、政治的な支持に近いものがあります。私達はこのコロナ禍が過ぎた後にどんな世の中になっていて欲しいかを考えながら、何とか今を我慢して過ごさなければと思います。