貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

お見合いおばさんがいなくなったので、合コンおじさんを目指す事にしました。

先日話題になった「保育園落ちた」の匿名ブログをはじめとして、少子化問題がテレビや新聞で語られない日はありません。人口変動は経済動向よりも比較的予想しやすいはずなのですが、ここまで悪化してしまうと多くの対策が焼け石に水となっています。
私は少子化の主な原因について、大学卒業までにかかる学費の高額化と、大卒以上でなければ就けない職業が増えすぎた事だと考えています。しかしそれらは政治の問題であって個人では何もできないので、せめて身の回りの独身者が結婚相手を見つけるサポートをしていきたいと思っています。

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我々の親の世代では、親切でおせっかいな親戚か知り合いのおばさんが、適齢期になると見合い話を持ってくるという習慣があったようです。そのお見合いが上手くいって、二人が結婚する事になると、紹介したいわゆる「お見合いおばさん」は、数万円以上の謝礼を受ける取る事もあったそうです。今では婚活パーティーとか、マッチングサービスとして企業が行っているようなシステムで、日本中に無数のお見合いおばさんが新しい夫婦を作っていたようです。

お見合いおばさんが優れていたのは、異性に積極的でなかったり、様々なコンプレックスを持った独身者にもお見合いの機会を与えようとしてきたところです。現代の婚活関係のサービスは、飽くまで自発的に結婚を望んだ人が自ら申し込まないとお見合いも出会いもありません。私は、時代の変化でお見合いおばさんがほぼ絶滅してしまった事も、日本で晩婚化が進み生涯未婚率が上がってしまった要因の一つに数えられるのではないかと思っています。

では自分がお見合いおばさんになれるかと言えば、お見合いのハードルが上がっているように思えますし、なかなか容易ではないでしょう。身の回りにお見合い結婚の人はまず見かけません。しかしそれは恋愛しなければ結婚できない時代とも言え、結婚には向いているのに恋愛には不向きな、控えめで引っ込み思案な男女を独身のままにさせている状態ではないでしょうか。
私はそれをとてももったいないし、個人にとっても社会にとっても損失ではないかと感じ、合コンおじさんを目指す事にしました。合コンおじさんとは、つまり未婚者同士が出会い、何だかんだあって結婚するきっかけづくりとしての合コンを企画する人というポジションです。現在独身である友人知人を、一人でも結婚してもらえるように、裏方的に活動していくつもりです。カップリングのために有効な法則やテクニックが見つかれば、また記事にして合コンおじさんも同時に増やしていきたいと思います。