貧しくても幸福に生きる日々

金儲けに必死にならず、楽な生活をお伝えします。

子どものために楽をする子育てがおすすめです。

うちは娘を近くの保育園に通わせているのですが、とても先生にかわいがってもらって感謝しています。今までできてなかった食事の時のお行儀とか、服を着たり靴を履いたりといった生活のいろいろな作法を覚えてきて毎日のように驚かされます。
逆に少し熱を出して保育園を休ませないといけなくなったりした日は、それは仕事をしているよりも神経を使う日になります。子どもの安全を最優先しつつ、食事を与えて衛生的にして、なおかつ機嫌が悪くならないようにして、できれば発達に役立つ刺激を与えるという高度な仕事が昼寝してくれている以外の時間ずっと続きます。これをたくさんの子ども相手に毎日仕事としてやっている保育士の先生方は本当に尊敬される存在だと思います。


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周囲の人や自分の親を見ていて、子育てに向いている人と向いていない人がいるのは間違いないと思っています。自分がお腹を痛めて生んだ子どもだから献身的な育児をして当然という見方もできますが、そうしたくても上手くできないお母さんが少なくないとも感じています。会社や団体において重要な立場にいたり専門的な業務をこなしているような人ほど、子育てに苦労しているような印象も受けます。それは子どもが尊厳を持って扱うべき人間であると同時に、理性的な判断や表現ができない未熟な状態であるという難しい存在だからなのでしょうか。
三人以上子育てをしているようなお母さんを見ているとさすがに慣れていて、子供のわがままを冷徹に切り捨てたり、食べ物を散らかした時の咄嗟の判断などすごいなと思わされる事が度々あります。子供の育つ環境は同居している家族の構成や親が家庭にいる時間の長さ、そして兄弟の有無や人数などでそれぞれ大きな差があるように思います。なのでこれが正解という方法論はないでしょうが、やはり祖父母をはじめとして周囲の頼れる関係のひとに頼りながら、ある程度の冷静さをもって子供と接する事ができるような余裕が必要だと思います。仕事と家事で何ヶ月も寝不足が続くとか過労で倒れそうになりながらではやはり子供にとって望ましい環境にはならないように思います。学校、保育園や幼稚園、塾や習い事の教室やご近所さんなどいろいろな関係先と協力して親も自分自身の時間を持つようにしたいものです。
子どものお手本として振る舞えるように、自分自身を酷使しないのも大切だと思います。