苦手な人と距離を取る方法
人間関係には相性があるので、誰にでも苦手なタイプの人はいると思います。そしてなぜか苦手なタイプの人から好かれたり慕われたりする人もいるのではないでしょうか。
しかし、常識的にはなかなか面と向かって苦手ですとか嫌いですとは言えませんから、どうすれば比較的穏やかにそれを伝えられるかが重要ではないでしょうか。私は苦手な人と話す時にはまず声のトーンを下げます。なるべく小さな声で、ボソボソと必要最低限の受け答えをすれば、普通の人ならば「あ、この人は自分と話していても楽しくないんだな」と気づいてくれるでしょう。抑揚をなくし、平板な発声をすれば効果があると思います。
それでも伝わってなさそうな相手には、表情をなくします。相手に向かってほほ笑んだり、考えるような仕草を止めて、少し視線を外したところで固定します。目を合わさず、無表情にしていればさすがにほとんどの人が何か問題があるのだと気づいてくれるでしょう、
もしそれらの事をしても気づいてもらえなければ、思い切って何か作業をしてしまいましょう。書類をめくったり引き出しの中を探したり、忙しくて相手にできないというフリをしてみましょう。
万が一それでだめなら、LINEかメッセンジャーで友人に頼んで電話をかけてもらいましょう。重要な要件のフリをして、その相手から離れてしまうのが得策です。
これらの事を繰り返していれば、あなたが迷惑がっている、あるいは少なくとも好意を持っていない事が伝わるはずです。もしも伝わってない場合には、共通の知人など第三者を通じて伝えてもらうしかないでしょう。
いつ誰に出会うかはなかなか分らないものですが、どういう人と付き合っていくかはある程度自分で選択できます。自分にとって好ましい人を選んで、幸せな日常を送りましょう。