ポケモンGOの攻略サイトで稼ぐにはどうすればいいか。
アメリカを中心にPokémon GOが爆発的人気で社会現象になっています。
本日(7月18日現在)の時点では日本でのリリースは今年中の予定としか発表されていません。
Pokémon GOのベースとなっているIngressも米国で先行ローンチして日本も含めた世界中で大ヒットしました。その革新的なゲームデザインやSF的世界観に多くの人が魅力を感じたからでしょうが、今度は日本生まれのキャラクター群、ポケモンがそのデザインの中核ですから日本でヒットしない訳がありません。
Google AdSenseやアフィリエイト収入を目的に作られるwebサイトの中でも、ゲーム攻略サイトは非常に割が良いと言われます。ひとたび検索上位を取れば、ゲームのユーザーが次々と新しい情報を書き込んでくれるので簡単な管理だけで大量のアクセスを集める事ができます。これはユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ(user generated contents/UGC)と呼ばれますが、いわゆるネットビジネスとか不労所得と呼ばれるものに近いのではないでしょうか。
さて、大ヒット間違いなしのソーシャルゲームについて、攻略サイトとして検索上位を取れれば数年間はサイトからの広告収入が見込めます。既に「ポケモンgo 攻略」で検索すれば5~6ページまで大量の攻略サイトが並んでいます。
ここに食い込むのは簡単ではないでしょうが、まずは検索上位に表示されているサイトの特徴を見てみます。
独自ドメインを用意している
既に当たり前になっていますが、アフィリエイトなどで収入を得ようとするならば分野を特化して、それに合った独自ドメインの設定が原則です。現在でも様々なトップレベルドメイン(.com.net.biz.xyzなど)にポケモンGOを繋げたサイトができています。また、ゲーム全般を扱うサイトのサブディレクトリとして作られているものも多いようです。既にゲーム関係、ポケモン関係でアクセスを集めているサイトを運営していれば、サブディレクトリでもいいかもしれません。
噂を含めた情報を次々に更新している
リリース時期の公式アナウンスすらまだない状況ですが、根拠不明なものも含めて多くの噂がネット上に流れています。それらを転載する事で、既に一定の量のコンテンツを集めているサイトもあります。検索順位にはコンテンツ量が大きな判断基準になるらしいので、質より量という方向も間違いではないのでしょう。
相互リンク、アンテナサイト、RSSなどで被リンクを集める
新しいサイトはとにかく被リンクを集めないと検索順位が上がりません。不確かな情報だけでは自然なリンクが集まらないので、管理者自らでリンクを集めなければいけません。2chまとめサイトで使われている手法、相互リンク、アンテナサイト、RSSなどで被リンク数を稼いでいるようです。もしかするとその中の一定数は同じ個人や団体が運営しているかもしれません。
「〇〇の情報」という記事タイトルと「これから更新します」という本文
googleで検索されるにはサイトの内容がインデックスされないとサイトが表示されません。一般には記事をアップロード(更新)してから数日はかかるようですが、ゲーム攻略情報などはユーザーの反応が早いのでサイト運営者も時間との勝負です。そこで今後当然情報を上げる事になると予想できるものは、中身が空でもいいから先にタイトルだけでもページを作り、グーグルにインデックスしておいてもらおうという作戦です。検索結果からどのサイトを選ぶかは、9割方ページタイトルの問題なので、将来検索されそうなタイトルのページを先行してたくさん作っておくのは現時点では有効かもしれません。しかし一方では内容の薄いサイトとして、グーグルの評価が下がる危険もありますから、最小限に絞るのが賢明でしょう。
思いついてざっとポケモンGOの攻略サイトを眺めてみましたが、中にはかなりデザインされているものもありました。攻略サイトの運営もそれなりの法人が投資をするような事業になりつつあるのかもしれません。逆にマイナーなゲームの方がニッチに安定して収入になるかもしれませんね。